２０１７年に行われる世界陸上ロンドマラソン大会。

世界陸上ロンドン大会の男子マラソン選考基準や、

選考大会の記録、注目選手についてお伝えします。

選考基準

世界陸上のマラソン選手選考は3枠＋1人（補欠）を競い

以下に示す４つの選考大会での結果によって選手が選出されます。

 

男子

１）第 70 回福岡国際マラソン選手権大会（2016 年 12 月 4 日）

２）東京マラソン 2017（2017 年 2 月 26 日）

３）第 72 回びわ湖毎日マラソン大会（2017 年 3 月 5 日）

４）第 66 回別府大分毎日マラソン大会（2017 年 2 月 5 日）

 

選考は上記の１～３の大会で日本人一位かつ2016年度～全ての選考競技会が終わるまでに2時間7分を切ることができれば即内定となります。

 

それで枠が埋まらない場合、１～３の大会で日本人１位～３位、または別府大分で日本人１位に入賞した選手の中で、タイムや気象条件、レース展開などを考慮し選出されます。

 

選考大会の結果

福岡国際マラソン選手権大会2016年12月4日

順位	名前	所属	記録
日本人１位（全体３位）	川内優輝	埼玉県庁	2時間9分11秒
日本人２位（全体4位）	園田　隼	黒崎播磨	2時間10分40秒
日本人３位（全体４位）	前田和浩	九電工	2時間12分19秒

 

別府大分毎日マラソン大会2017 年 2 月 5 日

順位	名前	所属	記録
日本人１位（全体1位）	中本健太郎	安川電機	2時間9分32秒
日本人２位（全体3位）	木滑　良	MHPS	2時間10分30秒
日本人３位（全体4位）	大石港与	豊田自動車	2時間10分39秒

 

福岡と別府マラソンを終えた現在（2017年2月22日時点）、有力選手として川内選手、中本健太郎選手が挙げられます。

 

川内選手は福岡と別府の2選考でここまで日本人トップの 2時間9分11秒記録しています。

また、年末年始にロンドンマラソンの下見を行い、東京マラソンや琵琶湖マラソンには出場予定はないようなので、川内選手は2017年の世界陸上ロンドン大会に選手可能性は高いと思われます。

 

また、中本選手も別府大分マラソンで優勝し、２０１２年ロンドン大会では6位入賞している実績もあるため、

現時点では有力候補として挙げられます。

 

 

２ｃｈでの選手選考の予想

 

今後の注目選手

選考大会はまだ東京と琵琶湖マラソンが残されています。

 

東京マラソンには2015年東京マラソンで2時間7分39秒を記録し、

髄膜炎から復帰をかける今井正人選手が出場予定であり、記録が期待されます。

 

また琵琶湖マラソンでは、学生日本一と謳われ、去年出場した初マラソンで2時間11分45秒を記録した青山学院大学4年生の一色恭志選手などの記録が期待されます。

 

はたまた、無名のダークホースが出現するのか・・・

今後の動向に注目が集まります。

 

～２０１７年２月２６日追記～

東京マラソン２０１７の日本人上位３名は次のようになりました。

順位	名前	所属	記録
日本人１位（全体8位）	井上大仁	MHPS長崎	2時間8分22秒
日本人２位（全体10位）	山本浩之	コニカミノルタ	2時間9分12秒
日本人３位（全体11位）	設楽悠太	ホンダ	2時間9分27秒

東京マラソンは比較的記録が出やすいコースと言われており、

さらにレース当日も快晴向かい風0.6m、気温9.3度と好条件でした。

 

これらを考慮すると、現時点では

川内優輝、中本健太郎、井上大仁が現時点での代表候補で

誰が優勢とははっきりとは言えない状態でしょう。

 

残りの琵琶湖毎日マラソンの結果次第で、

この３人の中から誰かが入れ替わる可能性もあると思われます。

 

～２０１７年３月５日追記～

琵琶湖毎日マラソンの結果は次のとおりです。

順位	名前	所属	記録
日本人１位（全体4位）	佐々木悟	旭化成	2時間10分10秒
日本人２位（全体5位）	松村康平	MHPS	2時間11分04秒
日本人３位（全体6位）	石川末廣	Honda	2時間11分05秒

残念ながら一色選手は３０ｋｍ過ぎで途中棄権。

 

選考会がすべて終了したということで、誰が選手に選ばれるのかというところですが、

某匿名掲示板の様子を見てみると・・・

 

 

といった具合に、川内優輝、中本健太郎、井上大仁の３名が

代表の可能性が高いと思われます。

 

また、今回１位でゴールした佐々木選手ご本人も

ゴール後のインタビューは浮かない表情なのでご本人もダメだったと察しているのかもしれませんね。

（２０１７年３月５日びわ湖毎日マラソンゴール後インタビュー）

 

 

 

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