清田真央の走り方(フォーム)が独特なのは一流だから?
スズキ浜松AC所属の清田真央選手。
彼女の走り方は独特な走りをされています。
その走りについてみていこうと思います。
清田真央選手の走りの特徴
開始19秒から清田選手の走り
・左ひじを曲げない
・ピッチが速い
清田選手の走りを他の選手比べると「え、全然腕振ってないけどいいの?」って思ってしまいますよね。実際のところ、この走り方ってどうなのかと思い、様々な人の意見を調べてみると・・・
陸上監督を務めていらっしゃるという方のtwitterに有力な書き込みがありました。
今年の名古屋ウイメンズマラソンでも2時間24分半で走り 東京五輪の女子マラソン代表候補と期待される 清田真央選手も腕を下げた状態で走ってるからね。
大事なのは腕ではなく肩甲骨を動かすこと もっともアイドルのMVなら別の話ですけど…笑
というように腕振りよりも肩甲骨が動かされていれば、
ランニングフォーム的には良いみたいですね。
肩甲骨を動かすことで早く走れる
じゃあ、なんで肩甲骨を動かしながら走ったほうが良いのか、調べてみると・・・
肩甲骨は骨盤に連動しており、肩甲骨を動かすように
腕ふりをすると推進力に変えることができるそうです。
すると、早く走れるとのこと。
たしかに、肩甲骨を動かしながら腕ふりをその場でやってみましたが
普通に腕ふりをするよりも骨盤が動いてストライドが大きくなりそうです。
スズキ浜松ACにはもう一人独特なフォームな選手がいる
実は、清田真央選手が所属する浜松ACにはもう一人
安藤友香選手という同じく長距離選手で走り方が独特な選手がいらっしゃいます。
開始2、3秒で誰が安藤選手かわかると思いますw
黄色いユニフォームの前から3番目の選手です。
彼女のフォームは清田選手以上に腕がだらりとしており、上半身の動きが
小さいフォームとなっています。
そして、安藤選手自身は自身のフォームについて
というように語っており、自身のフォームで独特であるからといって違和感を感じているわけではないようです。
走りの基本フォーム
走り方は選手によって異なりますが、最低限の基本ポイントはあるようです。
こちらの動画にはコニカミノルタ陸上部(山の神、神野大地選手所属)が
正しいフォームの走り方を解説されていましたので、下記に要項をまとめておきました。
フォームの基本ポイント
・上半身がリラックスしている
・バランスがよく重心移動がスムーズ
・体幹がしっかりしていて軸が安定している
・肩の力を抜き状態をリラックスさせる
・しっかりと足に体重を乗せる
・立ったときの姿勢のまま走る
姿勢の基本ポイント
・立った時の姿勢が大切
・上半身の力を抜く
・しっかりと両足に体重が乗るように
一流選手はみな独特なフォーム?
陸上界で言えば、
高橋尚子選手は腕を回すような走り。
野口みずき選手はストライド走法。
末續慎吾はナンバ走法。
ウサインボルト選手はトカゲのようなうねるような走り
野球で言えば
振り子打法のイチローさん
トルネード投法の野茂さん
というように、一流の人はみな独特のフォームをしているのかもしれません。
陸上100m男子の山縣選手もおっしゃっていましたが、
「自分の体に合った走りの追求」と「自分のオリジナルを作り上げること」
というように、自分に合ったフォームを見つけるのが重要なのかもしれませんね。
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→清田真央の出身小学校・中学、中京高校時代はエースだったみたい